最近興味深く拝見した面白い表現(表記)を記録して置こう。
1.懐かしいロシア民謡「バイカル湖の畔」の日本語訳歌詞の中に、
“たたかいやぶれて つながれしひと夜を”とあった。“たたかいやぶれて(戦い敗れて)”という前段に鑑みれば“つながれしひと夜”と何やらロマンティックな趣きのある表現にはならないと思うが。勿論、本来は“繋がれし獄舎を”の意味だ。
2.初めて聞いた歌の歌詞に、“何もかもが違くみえたんだ”とあった。ミスプリでなく、確かに“ちがく”と発音していた。日本語の発達か、経年劣化か、いずれにしても、作詞者にも演奏者にも違和感は無いということだ。当方が時代遅れなのかな。
3.あるコンサートのプログラムに“1st、2st、3st”と番号が振られていた。“1st”はいいが、“2nd”、“3rd”と続くところだろう。これもミスプリではあり得ない。