政治屋さんの世界で、ドタバタ劇は続くのか。悪さをするのは一般に秘書と呼ばれる人種のようだ。
秘書はどのようにして任命されるのだろう。仲良しさんを据えたり、身内で固めたり、有力者の推薦で採用したりするのだろうか。
勿論、業務遂行能力は必須だから、誰でも良いとは言えない。名前だけの秘書も居るのかな。秘書から政治屋に成り上がるケースも少なからずあるから、秘書は一般に有能と見ても良いのだろう。
その能力の使い方を誤ることで、親分に迷惑を掛けているのがドタバタ劇ということか。親分も、取り巻き連中の玉石を鑑定する眼力を求められているわけだ。どの業界でも同じことが言えそうだな。
ノーベル賞を授与された人に文化勲章を“追贈”する慣例も、ドタバタ観がある。最高の栄誉を得た人に低位の勲章を差し上げてもさほど喜ばれないのではないだろうか(ご本人がそのような反応を示すことは無いが)。
むしろ、別の方々に差し上げる方が、多くの功労者に報いる意味で有意義であり、文化芸術の振興を図るうえで効果的であると思うが、如何。
国、都道府県、市町村の各階層で功労者の表彰を行っているが、ノーベル賞・文化勲章の“追贈”に類似の現象は見られないようだ。