一昨日の昼は恒例のロビーコンサートに出掛けたのだが、その前にちょっと買い出しをするつもりだった。丁度良い時間的余裕を以って家を出た筈なのに、電車やバスのタイミングがどれもこれも最悪で、結局買い出しの時間が無くなった。
しかし、禍福はあざなえる縄の如く、コンサート会場には定刻よりも早く到着することになり、良い席に着く事が出来た。
第361回 秋のまんぷくコンサート
S 中山美紀/Br 青木海斗/Pf 谷本喜基
S 中山美紀/Br 青木海斗/Pf 谷本喜基
Aプログラム12:05~
もみじ、里の秋 唱歌 [二重唱]
ロマンチストの豚 木下牧子 [二重唱]
竹とんぼに 木下牧子 [中山]
落葉松 小林秀雄 [青木]
鴉 信時潔 [青木]
AIYANの歌 山田耕筰 [中山]
Bプログラム12:35~
恋人に スペイン民謡/オブラドルス作曲 [中山]
エル・ビート スペイン民謡/オブラドルス作曲 [中山]
嵐の鳥 カシミール・レイノ作詞/オスカル・メリカント作曲 [青木]
月に寄せる歌 ドヴォルザーク 歌劇《ルサルカ》から [中山]
あなたを愛しています チャイコフスキー 歌劇《スペードの女王》から[青木]
歌手のお二人は共に藝大の修士課程1年生らしい。若々しくも余裕綽々の歌いっぷりで、頼もしい限りだ。あまり冒険はしなかった所為もあるだろうか。共に清澄な美声で、惚れ惚れする。プログラム外だったという冒頭唱歌の二重唱は特に印象的だった。出来れば、もっと沢山ハモッてもらいたかった。合唱マニアの欲張りなおねだり。
オスカル・メリカントは初耳だが、青木によるとフィンランドの第一人気音楽家だそうだ。日本では有名ではないが、彼の国ではシベリウスを凌ぐ人気を享受しているという。覚えておこう。
青木はお喋り好きなようだ。と言うより、解説魔だ。いろいろ教えてくれるのは有難いが、話に重複ないし繰り返しがある。貴重なコンサートの時間は、お喋りよりも演奏に充てて欲しいな。
“まんぷくコンサート”と名付けたのは、ピアノの谷本を含めて三人とも、たらふく食べて体形が幅広だからだそうだが、見た目には三人とも極く普通に見えたなあ。いよいよ目も寿命なのか。
チラシの出演者プロフィールによると、谷本も声楽科出身らしい。少し年長なのかな。無伴奏で三重唱なぞ試して貰いたかったな。
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