例年春と秋の施設訪問コンサートに参加させて貰っているグループ《そのりて》の今秋のプログラムが送られてきた。ほぼ判っていたことだが、11月に2回、12月に1回行われる予定だ。
問題は、その練習に参加できる回数が最近は極端に少ないということだ。幸い、11,12各月のコンサートの前の練習に2回ずつ参加できそうな見込みなので、老躯、老脳に鞭打って何とかお役に立ちたい。
楽譜をざっと通覧したところ、特別に難しそうなものは見当たらなかったので先ずは一安心だ。実際に歌ってみると予想外に手強いと言う場合も過去にはあったので、油断はできないが。
《そのりて》を主宰する宮崎滋氏は、今ブルガリアに遠征しているらしい。“口笛奏者夕部奈穂さんがソフィア・フィルとの共演で自作を演奏してくださる”ということらしい。“自作”とは、勿論宮崎氏の作曲であるが、彼の器楽作品は未だ聴く機会を得ない。
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団に対しては、十年ほど前に、日本政府の文化無償協力が行われている。約五千万円で楽器や録音機材が供与されたらしい(資金供与か)。その楽器と夕部奈穂さんの口笛とで、宮崎さんの作品が鳴るのだな。ブルガリアのソフィアで。
植物観察で巣鴨から白山方面へ歩いてきたら、火事の現場に遭遇した。地上は消防や警察の緊急車両がけたたましく動き回り、空には取材のヘリコプターが飛び回り、実に賑やかだった。建物の内部が燃えただけで、人的被害も無かったようで、不幸中の幸いだった。