近くの区役所地下広場でランチタイムコンサートをやっていた。普段、声楽以外には興味が湧かないのだが、“ライト”ということで心理的な敷居を低くしたようで、聴いてみる気になった。
ライトジャズ
ジョゼフ・コズマ作曲 「枯葉」
アントニオ・トム・ジョビン作曲「イパネマの娘」
デューク・エリントン作曲 「In A Sentimental Mood」
コール・ポーター作曲 「夜も昼も」
ウォルター・ドナルドソン作曲 「私の青空」(日本語ヴォーカル付き)
出演は、これまた近くの音楽専門学校の学生さんたちで、編成は次のようだった:
Tenor Sax 女 声楽の“テナー”と違って、低い音だ。
Bass 男 電気の力は借りていなかったようだ。
Guitar 男 派手なアクションの無い、大人しい演奏ぶり。
Drums 男 一人で5個?の打楽器を殆ど同時に操る。
Piano 女 可愛い子が、ろくろ首のような仕草をする。
Vocal 女 奏者の紹介と終演の司会も上手に。
「私の青空」の日本語版をエノケンさんが作ったとも取れるような説明をしていた。彼は歌っただけだと思うが、それにしても、“日本の方ですが”と注釈を付けるあたり、もう若い人には馴染みの無い名前なのだなあ。
“ライトジャズ”に対して、“ヘヴィージャズ”とか“ミドルジャズ”などもあるのだろうか。