昨日、帰宅の途次、地下広場で開かれていたコンサートを途中からではあるが、聴く事が出来た。久し振りに聴く生の歌声が心地よかった。こぢんまりとした会場設営であったが、熱心なお客さんが盛んに声援を送っていた。
オペラミニコンサート NPO法人チッタディーノオペラ振興会
頂いたチラシで見ると、7曲演奏されており、そのうち後半の3曲とアンコール曲を聴いたことになる。
5 レハール 《ほほえみの国》から「君はわが心のすべて」 村田耕太郎
6 プッチーニ《トスカ》から「星は光りぬ」 武田友実
7 ヴェルディ《椿姫》から「乾杯の歌」 田村佳子・武田・村田
アンコール O sole mio 武田・村田
主催団体は、若手の歌手に演奏の機会を与える活動をしているとのことである。今回の出演者3名のの力量は、明らかに3段階に区分できた。ソプラノ田村は、出来上がったオペラ歌手、テノール武田は修業段階の歌手、村田は練習生というのが当管理人の印象である。
終演後、妻子と共に地下鉄乗り場への通路を歩く若そうな男性が O sole mio の断片を楽しそうに歌っていた。歌の力で抑制から解放されたのか、微笑ましい場面に居合わせて、当方も気分良く家路についた。