機械翻訳(自動翻訳)サービスを無料提供するサイトが幾つかあり、日頃お世話になっている。無料だから、精確は期し難いが、ヒントを与えてくれることは間違いない。翻訳アウトプットの正誤を調べているうちに関連語も気になり、戦線が広がり、収拾つかなくなることもある。
夏の代表的な花樹の一つ、サルスベリ(百日紅)は英名Crape myrtle であると教わったついでに、その所属する科名の由来であるミソハギは何と言うのか翻訳して貰った。
あるサイト①では、ミソハギ → Loosestrife と出た。逆検索すると、
Loosestrife → エゾミソハギ となった。再逆検索では、エゾミソハギ→ 何も出て来なかった。
別の翻訳サイト②では、Loosestrife → オカトラノオ と出た。オカトラノオとミソハギとは勿論別種の植物だ。大雑把に見れば、姿が似ていると言えなくもない。
Loosestrife を《植物》1 オカトラノオ.2 ミソハギ と解説するサイトもあった。
花図鑑のサイトで見ると、オカトラノオ → Gooseneck であった。しかし、Gooseneck には、がんくび(文字通り!雁首)の意味しか無いようだ。
これは明らかに花穂の姿の形容であるから、gooseneck flowerやgooseneck
plant で検索すると、gooseneck loosestrife と出た。これがオカトラノオの英名と判明した。
途中で、gooseneck は“グースネック”という外来語で定着していると判った。ゴルフで遊ぶ人にも常識のようだ。“雁首”と言わない所が面白い。