昨日、日陰を辿りながら歩いていて、白い綿毛がフワフワ漂うのを見た。思い出したのは柳絮あるいは楊絮だが、季節的に外れているようだ。
その後で、とある店先に面白い形の実を着けた植物を発見した。昨日アップした左側の写真がそれだ。フウセンカズラを巨大化したような実だ。
その時点で、綿毛とフウセン状の実とは脳内で全く結びつかなかった。その植物の正体がフウセントウワタらしいと判ったところで、あの綿毛は、フウセントウワタの種子だったのではないかと思い付いた。
綿毛を拾うのは簡単なことだったが、惜しくもそこまで気が回らなかった。植物を趣味としていると公言する者にしては注意散漫だった。やはり暑気中りだったか。
今日は更に気温が上昇するらしい。涼しい所に身を隠そう。という訳で北国へ。あちらも三十度にはなるらしいが、三十五度よりはマシだ。