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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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ランチタイム・コンサート~フルート・デューオ~音楽の素養

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74(金)、虎ノ門のロビー・コンサートで「フルートが織りなす、きらびやかなハーモニー」(クラシック Two Flutes & Piano)を聴いた。
 
若林里佳(フルート)、浅田結希(フルート)、畑めぐみ(ピアノ):
 
朝の挨拶(エルガー)
New Cinema Paradise(モリコーネ)
Trio(プーランク)
荒城の月
タイスの瞑想曲(マスネ)
アヴェ・マリア(バッハ)
日本の四季:メドレー
忘却(ピアソラ)
アンダンテとロンド(ドップラー)
 
フルートの音が意外に強力だ。吹き口をくわえて息を直接吹き込むタイプの笛ではないのに、よく鳴るものだ。それに(電子)ピアノが加わるから、ロビーの雑踏その他の雑音も声楽の場合ほどは心配しなくてよい。
 
二人のフルートは、ソプラノとアルトというように、音域が異なるのだろうか。だとすると、向かって左に立った若林がソプラノ、右の浅田がアルトだったのだろうか。Trio(プーランク)の演奏の時には、二人は立ち位置を交代していたが、何を意味するのだろうか。やはりフルートは1種類なのか。
 
タイスの瞑想曲の時は、譜面台2本を並べた上に長い楽譜を置き、二人共用で見ていた。このやり方は初見だが、参考になる。何事も既成概念に捕われず、柔軟に応用する姿勢が肝腎と再認識。
 
最後のアンダンテとロンドは、かなり長い曲だ。真ん中辺りでポーズがあった時、終わったのかと思い、手を叩いたら直ぐに演奏が再開された。曲名から察するに、前半アンダンテ、後半ロンドで、つなぎ目に短い休止があったのだろう。初めて聴く曲でも、それくらいは予想しないと、音楽趣味を標榜できないかな。
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