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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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ボデスバーニャの謎③~パ・デスパーニュ~パデスパン

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拙ブログがロシア・ウクライナの歌の教室「らすぺふ」主宰・松本さんの目に留まり、懇切丁寧な補足説明を頂いた。勝手に要約すると次の通り:
 
パ・デスパーニャ”は小生の聞き間違いで、“パ・デスパーニュ”が正しい。真正なフランス語でPas d'Espagne(英語でStep of Spain)、これがロシア語表記で
падеспаньとなった。これが欧米に持ち出されるときにローマ字表記でPadespanとなり、日本では「パデスパン」とカタカナ書きされた。フォークダンス界では「パデスパン」を ①特定の曲 ②特定の踊り方 の二様の意味に使う。①は「山のロザリア」とは別の曲である。
 
ロシア語表記падеспаньの発音をカナで近似すれば“パジェスパーニ”だが、文字を置き換えてから読んだために「パデスパン」になったということだ。
 
日本語の世界で、これが“ボデスバーニャ”に訛る過程は考えにくい。語源フランス語パ・デスパーニュ”の知識から出発して、聴き取り過程や、(ディスプレー画面での)読み取りの際の錯誤で、“ボデスバーニャ”が生まれたものと思われる。発音の聴き取りではpとb、アとオ、読み取りではポ・パとボ・バの判別の難しいことが間々ある。
 
松本さんの重ねてのご教示に感謝申し上げます。
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