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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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雪解の春~「花は咲く」~雪道に春風

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「花は咲く」の英語版“Flowers will bloom”を本格的に三部合唱練習することになって、気になる箇所がポツポツ現れる。
 
以前、“英訳歌詞は、ほぼ原詩に対応した構成となっている。直訳、意訳を取り混ぜて工夫しているように見える。原詩に忠実である必要は無いと思うが、少し引っ掛かる部分もある”と書いた(英語版「花は咲く」~“Flowers will bloom”~本場モノ? 2014/3/12())。
 
その時は、    Flowers will bloom until there's no missing sorrow and no  reason left to mourn. に疑問を呈した。
 
今回は、初っ端の
“真っ白な雪道に春風香る  わたしは なつかしい あの街を思い出す
    My heart goes out to you, When the winter snows give way to spring.
を取り上げる。
 
雪、春に対応する  snowsspring に加えて、winter が対句のように配され、文句無いようにも思える。
 
しかし、“give way to”が引っ掛かる。我が脳内辞書では、これは“負ける、譲る”のニュアンスだ。つまり、“冬の雪が去り、春が来た”の意味に理解される。
 
原詩は、“雪(の積もった)道に(寒いながらも)春風香る(ように感じる)”と理解される。雪と春風が同居していることが肝腎なのだ。
 
“雪が去り、春になる”と“雪道に春風が吹く”とでは状況が明らかに異なる。“When I feel a spring wind blowing along the snow white road.”と試(私)訳してみた。うまく楽譜に嵌るだろうか。
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