Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

福祉コンサート~雷鳴轟く~器楽偏愛

$
0
0
区の「福祉センター」という施設でのコンサートに、合唱メンバーとして参加した。
 
昨日に続いて荒れ模様の天気で、バス待ちの間は土砂降りだった。こんな時に限ってなかなかバスが来ない。会場入りは結局予定より二十分ばかり遅くなり、昼の弁当を食べ損ねて、空腹で歌わねばならなかった。
 
お客さん達も定刻に十分ほど遅れた人が多かった。演奏中も盛大な雷鳴がホールに響いてきた。古いとはいえ、鉄筋コンクリート建築なのに。どうせ荒れるなら、大きな雹を見たいものだなどと冗談を言い合った。
 
女声6、男声3、計9名の合唱団にフルート1、ヴァイオリン2、チェロ1の管弦楽団が加わり、ピアノ、指揮者(兼ソプラノ・ソロ)で総勢15名の陣容。
 
お客さんは障害者やお年寄りと付添いの方々がザッと80人くらいと見た。この種の催しに慣れているらしく、反応が良かった。
 
夏のコンサート
1.手のひらを太陽に         二部合唱
 2.うみ(海はひろいな~)       斉唱
 3.この広い野原いっぱい       斉唱
 4.おもちゃのシンフォニー(合奏)
 5.山のロザリア             斉唱
 6.七夕様                 二部合唱
 7.少年時代                斉唱
 8.森へ行きましょう(シュワジェベチカ)   二部合唱
 9.かもめの水兵さん   斉唱
10.大きな古時計(合奏)
11.O sole mio  オー・ソレ・ミオ(独唱)
12.ふるさと(アカペラ)   三部合唱
 
「大きな古時計」の管弦楽演奏の際には、お客さんたちが歌うだろうが、合唱団は歌うなと釘を刺された。何故だろう。本当は、お客さんにも、歌わずに聴いて欲しいのだろうか。他の状況証拠からも、下手な合唱よりは、楽器の演奏を大事にしたい気持ちがあるように思われる。
 
何故か、最後の「ふるさと」だけが無伴奏なのだ。想像するに、会場全員が心を一つにして“ふるさと日本”を愛しましょうとの趣旨か。大勢のお客さんが一緒に歌うと、三部合唱もあまり意味を成さないだろうなあ。
  
終演後に出演者一同、記念品を頂戴し、施設の職員、利用者代表の方々と一緒に記念写真に納まった。
イメージ 1
イメージ 2

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles