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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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歌の翼~Auf Flügeln des Gesanges~歌の翼に

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明日は、アンサンブル・そのりての毎年恒例、老健施設訪問コンサートへの助っ人参加だ。毎回、テーマソングとして、「歌の翼(に)」を最初に歌う。プログラムには「歌の翼に」とあり、楽譜には「歌の翼」とあるので、(に)を付した。
 
この歌は「歌の翼に」というのが“正しい”訳題だと長年思い込んでいた。ある所で「歌の翼」と書いているのを見て、本当は「歌の翼に」という題だと知ったかぶりで喋ったこともある。
 
しかし、考えてみれば、翻訳であるから、絶対に正しい訳などというものは無い筈で、まして、“に”の一文字の有無など枝葉末節であるとも思われた。
 
最近改めて調べたところ、“に”の有無は歌詞の翻訳者によると判った。例えば、津川主一は「歌のつばさ」(歌の翼をかりて行かな~)、門馬直衛と藤浦洸は「歌の翼に」(歌の翼に君を送らん~、歌の翼に君を乗せて~)としたらしい。
 
だから、津川の訳で歌う時は、「歌の翼に」ではマズいだろう。明日は、その津川訳だから、楽譜通り「歌の翼」となる。厳密には“翼”か“つばさ”かの問題もあるが、歌う分には影響しない。
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