昨日書いたように、アンサンブル《そのりて》の老健施設訪問コンサートに助っ人で参加した。地下鉄2線、JR2線を乗り継いで1時間強の旅、更に集合駅で約30分の迎え待ちだった。
ピアニスト(主宰者)、指揮者(バリトン・ソロ)、コーラス8(うち兼フルート1)、司会(兼口笛)の計11名で乗り込んだ。お客さんは百名近くかと思われた。
今回は練習にあまり参加できなかったので、ほぼ自宅での視聴覚練習(つまり無声)で本番に臨んだが、その分、緊張感があり、合格点の付けられる出来だったと思う。
気管支炎の病み上がりであることを考慮し、テノールからバスへ急遽パート替えしたので、最低音部は声が出なかったが、どうせ女声に掻き消される運命だから実質影響無しだった。
プログラム:
歌の翼に (これだけ暗譜)
シューベルトの子守歌
モーツァルトの子守歌
江戸子守唄
みかんの花咲く丘
青春サイクリング
からたち日記
高原列車は行く
東京ラプソディー
シューベルトの子守歌
モーツァルトの子守歌
江戸子守唄
みかんの花咲く丘
青春サイクリング
からたち日記
高原列車は行く
東京ラプソディー
悲しき口笛(ソロ)
青春~youth~
下町の太陽
市川あさひ荘の歌
アンコール:故郷
青春~youth~
下町の太陽
市川あさひ荘の歌
アンコール:故郷
この会場は、比較的に元気な人が多く、自然発生的な手拍子があるなど、演奏に対して反応が良い。「東京ラプソディ」に対する拍手が特に盛大だったとの感想があった。
気持ち良い汗をたっぷり掻いて帰宅したが、さすがに疲労感が募った。僅か1時間弱の演奏のためにどれだけの期間と労力を費やしたかと思い返すと、複雑な気持ちになる。他人様に喜ばれることで十分に報われている、という自己満足の世界だ。
今年は、「高原列車は行く」の発表六十周年、レコードを吹き込んだ歌手・岡本敦夫の生誕九十周年だ。