最高気温33℃超だったそうだ。実際、バス待ちで立ちん坊しているだけで汗が沁み出してきた。こんな時に限ってバスはなかなか来ないものだ、と思った。
時刻表に在る定刻丁度から、今か今かとバスを待っていたが、来なかった。近頃は間引き運転など勝手にやらない筈だから、どうも、乗る筈だったバスが早目に通過したと結論した。
案の定、約30分後のバスは定刻前に発車した。何秒というオーダーではない。結局、約30分、バス待ちで汗を掻いていた訳だ。
バスに乗って行った先は、二月前にボランティア活動した老健施設、つまり2度目の御奉公だ(老健施設~歌唱介護~不得要領 2014/4/8(火))。相変らず不得要領のままでの参加だったが、さすがに2度目だから、前回ほどの戸惑いは無かった。
お客さんは約30名と見た。こちらは6名ほどだった。何故か春向きの歌でプログラムが組まれていた。この行事の主導権がいずれにあるか、前回疑問に思ったのだが、どうもボランティア側に在るらしいと判った。こちらが出向かなければ行われないということだ。とにかく来てもらえれば有難いと、施設側の意向だそうだ。
そこで別の疑問が湧いた。前回4月に実施した後、5月も要請があるだろうといちおう準備していたところ、前日になって、突然中止になったのだが、その理由が、“今月は定例日がゴールデンウィーク中なので”と伝えられたことが腑に落ちなかった。
“ゴールデンウィーク中”ということは突然に判明したわけではないのだから、如何にも取ってつけたような言い訳なのだ。施設側の気紛れではないかと憤りを覚えたほどだった。ところが、今日の活動に参加した中心人物の話では、5月の例会は、こちら側の都合で断ったのだと言うではないか。
“ゴールデンウィーク中なので中止”と伝えたのは別人だったから、何故そのような不正確な情報を伝えたのかと疑問に思われるのだ。“真相”を説明するのも面倒だからと、深く考えもせず、当たり障りのない(と思った)理由を取って付けたのだろうか。
悪意は無かったにしても、聴く者に想定外の憤りを催させることまでは気が付かなかったのだろう。というのが、自問自答の結論だ。
自らへの戒めとしよう。