一昨日の当欄で米略式日付けによる素数日の階差数列について、何か意味有り気な感想を記したが、その後、月を変えて幾つか調べてみたところ、階差数列に特段の傾向の無いことが判った。理論的な基礎の無い所で、少ない事例から法則に類するものを見ようとすることの危険性を改めて認識した。
そこで、単純に数字の面白さだけに立ち戻って、本日の和暦による素数10711 で遊んでみた。
この(5)10711 の末尾3桁「711」を一つのモジュールとして、累桁法を施したところ、次のように素数列が得られた。()内は当該素数の桁数。:
(5)10 711, (8)10 711 711, (17)10 711 711 711 711711, (29)10 711 711 711 711 711 711 711 711 711,
(32)10 711711 711 711 711 711 711 711 711 711,,,,
モジュール「711」の3桁をまとめて1桁と見做して改めて桁数の数列を記せば次の通り:
≪3 4 7 11 12 ,,,≫
次の型の数などが、これに似た素数出現パタンを示す:
80…9型 ≪2 3 4 7 13 ,,,≫
70…9型 ≪2 3 5 7 12 13 14 ,,,≫
70…1型 ≪2 3 4 5 6 9 10 ,,,≫
10…7型 ≪2 3 5 9 10 ,,,≫
120…7型 ≪3 5 7 9 12 ,,,≫
269…型 ≪3 4 7 12 ,,,≫
型的に「10 711 711」と最も似ているのは「269…」であり、桁数列も心なし類似していると見做したくなるが、、、?