素数遊びで、“577”に「0」累桁法を施していたところ、次のようなデータを得た:
(3)577,(4)5077,(5)50077,(7)5000077,(9)500000077,(20)50000000000000000077, (28)5000000000000000000000000077,(30),
( )内は生成した素数の桁数を示す。
例によって、取り留めの無いデータで先に進めないのだが、素数とならない桁の因数分解に面白い形の素数が現れた:
(16)5000000000000077 = 41 ×(15)121951219512197,
大きい15桁の素因数121951219512197 が12195 12195 12197と3個の5桁コンポーネントから成ることは一目瞭然である。末尾のコンポ12197が素数であることは直ぐに確かめられる。
素数121951219512197 を便宜上AAP と表記することにしよう(A=12195, P=12197)。
素数Pに「A」累桁法を施してみた:
(1)P, (2)AP, (3)AAP, (4)AAAP, (10), (36), (「AA」累桁により42),,,,,
AとPとがそっくりの数であることが最初から興味を惹いたが、その意味するところは不明だ。単なる偶然かも知れない。A=1219512195 が循環小数の循環節の例として登場していることにも興味が湧く。
コンポーネントA を3 の倍数でない数として、任意の素数P について「A」累桁法を施す遊びは当分楽しめそうだ。