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首相失言 ~ 隠蔽 ~ 暴露

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《「已む」読めなかった? 安倍首相が歴史的儀式で驚きの大失言
AERA
5/15(
) 17:00配信        
イメージ 1

 



4月に行われた「退位礼正殿の儀」歴史的な儀式での、安倍首相の失言が世間を騒がせた~
 

430日、「退位礼正殿の儀」で、安倍晋三首相はおそらく歴史に残る大失言をしてしまった。それが起きたのは「国民代表の辞」のほぼ末尾だ。

「天皇、皇后両陛下には末永くお健やかであらせられますことを願っていません」~  ※AERA 2019520日号

 
新聞は毎日欠かさず朝夕刊を見る。さっと眺め渡す程度だが、主なニュースは漏らさず目に入っているはずだ。
 
しかし、上記ウェブニュースの報じる出来事は2週間も前のことなのに、新聞で読んだ記憶が無い。TVは見る習慣が無いから、関連の報道があったかどうか判らないが、恐らく話題にはならなかったのだろう。
 
いわゆるメディアの政府に対する忖度の浸透、定着ぶりを象徴している。批判精神を失い、政府の提灯持ちになり下がったメディアに包囲されたような気分だ。改元の奉祝騒ぎもむべなるかな。
 
ところで、首相が失言したのは、朗読原稿に「已みません」とあるところ、漢字「已」の読み方を知らなかったことによると推測されるが、上記記事によれば、《文書として公表された「国民代表の辞」には当然、「願ってやみません」とある》そうだ。
 
首相朗読文書の原本とメディア配布コピーとが異なるとすると、これも重大な危険をはらむ。メディアの覚醒、自覚が望まれる。
 
「已」は普段使い慣れない漢字ではある。紛らわしい漢字に己」「巳」がある。これら3字の使い分けは中学時代に教わった。もちろん戦後の新制中学だ。
 
今でも呪文のように口をついて出る:
 
《みはうえに、おのれつちのとしたにつき、すでにやむのみなかほどにつく》
 
首相をウィキペディアで参照すると、大学を卒業しており、アメリカに留学をしてもいるとのことである。小生よりは若いようだから、受けた国語教育の中身は違うかもしれない。

それにしても、記事中“安倍首相の失言が世間を騒がせた”とあるのは、失言をメディアが報じなかったの小生の認識とは相容れない。どうなっているのだろう。


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