このところ自動車事故が連続していて目立つように思うが、気の所為だろうか。
どうも、池袋での所謂「上級国民」による母子等殺傷事故いらい、神経過敏になっているのかも知れない。被害母子と家族の方々が特にお気の毒に思われる一方、報道による限り、加害者たる「上級国民」(この呼称が適切なのかどうか不明だが、便宜的に使用する)からの弔意、謝罪の言葉が聞こえてこない不誠実や、事故後入院して逮捕されていないことに感情が影響されている。
そこへ持ってきて、今日、大津市での≪信号待ちの列突然車が... 園児2人死亡 1人重体≫(関西テレビ)事故だ。
車2台の衝突のトバッチリで保育園児たちが災禍に遭ったとのことだが、運転していた2名の女性は直ちに逮捕され、容疑者と呼ばれている。報道では「女」と蔑称される。両者とも負傷していないので逮捕されたという逆説的な印象だ。負傷していないのは、無茶なスピードではなかったことを思わせる。
≪逮捕の女2人は泣き崩れ…園児の列に車突っ込み死亡≫(All NipponNewsNetwork(ANN))
池袋の事故では、「上級国民」は冷静に、直ちに保身措置を指示し、あるいは講じたという。
大津事故の加害者は、負傷を幸いに(あるいは装って)入院するという機転も利かず、平凡な市民たる両人に降りかかった突然の不幸のようにも思われる。