花粉症に苦しんでいる間に、関心分野の話題に後れを取った:
≪円周率31.4兆桁新記録グーグル計算リーダーは日本人
2019/3/15付日本経済新聞 夕刊
米グーグルは14日、一般には「3.14」で知られる円周率を小数点以下約31兆4000億桁まで計算し世界記録を更新したと発表した。これまでは2016年に計算された約22兆4000億桁が最高だった。最新のクラウドコンピューター技術を駆使して実現した~≫
この記事を目にしたのは17日で、二日遅れを少し悔しいような気分だったが、直ぐに諦観に取って代わられた。記事に即日接したとしても、数字マニアにとっては遅きに失することに気が付いたのだ。
それは「3月14日」でなければ面白くないのだ。グーグル社は当然その日を選んで発表している。遊び心は「31兆4000億」という桁数にも現れている。
ここで少し疑問に思ったのは、「31兆4000億」桁で計算を止めたのかということだ。実際の計算方法を知る由もないが、能力の限界を極めようとする狙いがあるのに、切りの良い桁数指定で計算を実行するとは考えにくい。
そこでもっと詳しい情報が無いかと検索したところ、≪31兆4159億2653万5897桁。つまり、円周率の最初の14桁に合わせ≫たものだと判った(https://japanese.engadget.com/2019/03/15/google-31-4-25/)。やはり、遊び心も中途半端ではないと合点が行った。
円周率の値の先頭部分の数は3.141592653、、、とよく知られていて珍しくないから、桁数更新の際には、最後尾の十桁ぐらいを発表してくれるとインパクトが強いと思うが、如何か。