生涯学習フェアという名の発表会が終わってちょうどひと月、次回フェアへ向けての練習が始まった。今日の曲目は、「すみれ色のありがとう」、「フィンランディア」、「モルダウの流れ」の三つ。いずれも三部合唱曲。音程もリズムも特別難しい点は無く、言わばリハビリ気分だった。
いつもは発声練習などやらないのだが、メンバーのFさんが、そのままでは全く声が出ないと仰るので、ピアニストさんにお願いして指導して頂いた。御推奨の方式で5分ほど、レガートとスタッカートで昇音、降音を辿ると、気の所為か、声の調子が良くなった。
三曲とも一応ハモリが聞こえる程度には仕上がったから、2時間弱の練習の成果としては上々だろう。次回からはお楽しみ曲も取り入れながら、テーマに沿った候補曲を少しずつ片付けて行こう。一年かけて十曲程度でよいだろう。施設訪問コンサートは廃業だ。
どこかのプロ合唱団が世界の国歌めぐり事業を手掛けているとの新聞記事を見掛けた。来年がオリンピックの年であることに引っ掛けての企画だそうで、≪世の中に同じことを考える奴が三人はいる≫というのは真理だと思った。