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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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夜の惑星直列 ~ 昼の太陽系弧列 ~ 夜の惑星弧列

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昔話で、かれこれ二十年ほど前のこと、ラオスのビエンチャンで宵空高く斜め直線状に輝く数個の惑星を眺めた。“惑星直列”と呼ばれる天文ショーだった。その時はどの惑星が行儀よく並んだのか覚えていないが、弱視の肉眼でも見える範囲とすれば、金星、火星、木星、土星ぐらいだろうか。
 
夜空に月と惑星とが接近してよく見えることはしばしばある。見え易いのは金星、火星、木星だろう。これら4天体が接近して見えるのは珍しいことかどうか知らないが、見栄えするのは確かだ。
 
最近では早朝の南東中天に金星、その右上方に木星が見えていた。月と火星が宵の西空にあった。国立天文台の素人向け≪今日のほしぞら≫を少し動かして見たら、一昨々7日(木)午前11時頃には、太陽がほぼ真南の中天にあり、右方南西に向けて土星、金星、木星が順次高度を下げて並び、左方東に向けて水星、月、火星が同様に並んでいた。

20190207() 110000
 イメージ 1
 
真昼間だから惑星が肉眼に見える訳ではないが、右から弧状に木、金、土、日、水、月、火と、七曜の天体が勢揃いしていたことになる。≪太陽系弧列≫とでも呼ぶか。
 
夜空に(太陽を除き)このような≪惑星弧列≫が見られることは十分に考えられるが、珍しいことなのかどうか、≪今日のほしぞら≫を動かしてみよう。明20200802() 午前2時頃、南西低空に月、木、土が左上方に向けて近接して並び、南東中天に火、東低空に金があることが判った。しかし、土、火、金の間隔が広過ぎて、月、木、土の近接ぶりとは釣り合いが悪い。
 
ともあれ、≪惑星弧列≫は要件を緩めればかなり頻繁にみられる天文ショーのようだ。

近い将来では、: 
20190310() 90000

イメージ 2


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