初夏の北国秋田で歓喜、ではなく、寒気に迎えられた。夏服、コート無しの軽装を後悔。今朝の最低気温は一桁台まで下がった。ひと月前は半袖姿も見受けられたように思うが。まあ、天気相手だから、風邪をひかないように気を付けよう。明日は大事なコンサートだ。
今回は支障あって参加できないメンバーが続出、元々小さいグループが更に小さくなり、6名(F4、M2)で歌うことになった。気の毒がって指揮者(普段はピアニスト)も秘かに歌ってくれるとのこと。ただし、ソプラノ、メゾソプラノ各パートを行ったり来たりするので、混線するかも、と軽い脅し付き。
昨日は2時間ほど、直前リハーサルに相当する練習をした。本番同様の仕上がり具合を予定していたが、そうは問屋が卸さなかった。最難物は「梅雨の晴れ間」だ。一旦迷ったら、道に戻るのは至難だ。節目の所まで口パクでやり過ごすことになる。
何となく意気上がらない雰囲気だったな。かと言って、気が進まない訳でも無さそうだ。ヴェテラン揃いで、精神的ゆとりが有り過ぎるのかもしれな
い。つまり、緊張感に欠けるということか。本番に強い、というデマを信じよう。
寒々と小雨降る早朝のホテル前、庇の下で学生たちが体操している。大会があるとかで、全国から精鋭が集まっているらしい。
市民市場まで散歩した。こちらも庇の下で近郊農家が小さな売り場で野菜、花卉、山菜を商っている。綿着にくるまって店番のお婆さんもいる。客は疎ら。
大きなナガイモを買った。岩手だか青森だか、とにかく他県産だ。長過ぎてスーツケースに収まらないので半分に折って貰った。当然、切り口は劣化するが、止むを得ない。当地で消費してしまおうか。もともと生で食べられるものだし。