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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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なくてはならぬウメボシ~無くてもよい「ウメボシジンセイ」~幼果解剖

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みんなの歌「ウメボシジンセイ」(原詩 尋常小学読本巻五「うめぼし」、補作詞 大島亜佐子、作曲 櫻井映子、編曲 久 隆信)に取り組み始めたのは一昨々201112月の事と記録されている。ほぼ2年半経ったわけだ。
 
歌詞については少し物足りなく感じているが、内容的には大いに気に入っている。年間通じて歌えるのも有難いし、明るいメロディーはコンサートの途中での気分直しに適している。ところが、最近歌う機会が無い。
 
ボランティア・グループの練習新曲として他の歌と共に推薦し、丁寧に説明(2回も)したのだが、反応は鈍く、結局お呼びではなくなった。原詩では“しわはよつてもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。”と歌われるウメボシだが。
 
既知の歌を斉唱することに安住している人の多いグループだから、この結末は予想出来なくも無かったのだが、拍子抜けの態だ。
 
しかし、「ウメボシジンセイ」の歌詞のお蔭で、四季折々、梅の木の様子に目が向く。今は、“五月六月実が生れば”ということで、結実状況を観察する。いつの間にか、しっかりと実が着いている。
強風の後は、予想通り未熟果が落ちている。ご近所の寺の紅白梅の実を45個ずつ拾ってきた。
 
洗って、うち1個を解剖してみた。台所包丁で危なっかしく割ったり、果肉を削いだりして、構造を確認、撮影した。序に味見もした。果肉は、酸味は殆ど感じられず、苦味が勝っていた。熟果では固い殻となる組織は未だ柔かだ。仁も当然未熟で、薄い表皮に包まれたゼリー状の中身が確認できた。アロエの葉肉のようだ。このゼリーは舌にピリリと刺激を与える。
 
残りの梅の実はカリンの蜂蜜漬けのビンに混ぜ込んだ。どうなることやら。イメージ 1イメージ 2イメージ 3イメージ 4 

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