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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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CD《イマージュ13(トレーズ)》~忘れた頃に届く~検索の罠

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図書館から“御予約の資料が御用意できました”とEメールが届き、資料名を確認すると、「イマージュ13(トレーズ)~エモーショナル・アンド・リラクシング」(ソニー・ミュージックディストリビューション)だった。
 
CDであることは明らかだが、一向に身に覚えが無い。予約したのは確からしいから、とにかく受け取りに行き、収録内容を一瞥した。大概はこの段階で予約目的を思い出すのだが、今回は皆目見当がつかなかった。が、これも何かの縁と、持ち帰り、役に立ちそうな演奏が入っていればPCに取り込むことにした。
 
ライナーによる説明では、“リラクシング系コンピレーション・アルバムの代名詞として親しまれる『image』シリーズの第13弾。小松亮太による映画『グスコーブドリの伝記』のメイン・テーマなど、感動的な作品の数々を収録”したCDだ。TV番組やヴィデオゲームの主題歌が多く、結局、次の3曲を残すことにした。
 
花は咲くMembers from The Little Singers of Tokyo(NHK「明日へ」東日本大震災復興支援ソング) (04M34S)
 
私のお父さん (02M24S) ジャッキー・エヴァンコ
 
ふるさと(文部省唱歌) (03M20S) ペルニカ・トリオ
 
それにしても、何故このCDなのか、依然胸のつかえが下りない。もう一度丹念に曲目をなぞると、《ネッラ・ファンタジア (04M27S) イル・ディーヴォ》が浮かび上がった。
 
“イル・ディーヴォ”の名は、初めから気付いていたが、曲名《ネッラ・ファンタジア》に全く覚えが無いので、無視していたのだ。
 
突然、推理の糸口が見えてきた。“イル・ディーヴォ”と《花は咲く》の組み合わせなら、先般かかわった覚えがある。ここまで来ると、事の真相は忽ち明らかになった。“イル・ディーヴォ”の歌う英語版《花は咲く》の音源を検索した時に、このCDがヒットしたのだ。
 
勿論、“イル・ディーヴォ”の歌う《花は咲く》が目的だったのだが、検索エンジンは単に、両方の単語が含まれる資料を見付けてくれただけだったのだ。そこまでは確認することなく、図書館に予約を入れたまま月日が経ち、当方の記憶も薄れてしまった、という次第だ。
 
それにしても、このCDが御用意できるまでに何か月も掛ったのは気になる。在庫状況を見ると、2冊あるが、どちらも貸し出し中で、更に予約待ちの状態であった。人気の理由は何か。
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