昨日は月一の練習日、久し振りに5名集まるかと期待していたが、一人は体調不良、もう一人は手許不如意で欠席、結局3人でお浚いをした。
伴奏無し、音源無しの、自分たちの音感を頼りにしての危なっかしい音合わせであった。今月の予定演目十数曲のうち、問題ありなのは千代女/成田為三「朝顔や」である。
ソプラノ役にはキツイ高音域があるので、その部分は勝手に音を下げて歌おうなどと気楽に考えていたところ、実際に試演してみると簡単ではないことが解った。相対音感には自信を持っていた筈なのに、理屈通りの高さの音が簡単に出て来ない。日頃の訓練不足が祟ったのか、老化現象か。
女声三部輪唱形式で、各声部に共通あるいは類似のメロディーが多用されているのは有難いが、声部間の受け渡しには気を遣う。
時々経験することだが、特定の音程をなかなか取れないことがある。今回はドからラに飛び上がるのに苦労した。階名でドラと上がるのは何も問題無い。歌詞を乗せて歌おうとすると外れてしまう。
何故こんなことが起こるのだろう。何回も失敗して、最後はうやむやのうちに良いことにした。本番ではピアノが鳴るから、ということで。
その本番は来週の火曜日だ。ピアノとの合せは三十分ほどしかないだろう。ピアニストに楽譜を渡していない2曲を急遽プログラムに入れることにしたのも、童謡・唱歌の類いとは言え、気が引ける。
段々と手抜き傾向が強まっているような気がする。いつまで続くのかな。