男女平等センターという面白い名前の施設の年に一度のお祭りがあり、開会式の後の合唱発表に参加した。約二十名のグループで、数年前に初参加以来、舞台発表の先陣を務める慣例になったらしい。大きくも無い会場に、ほどほどの入場者であった。
虫のこえ 小学唱歌
君を乗せて TVアニメ挿入歌
秋桜(こすもす) 日本ポップス ?
メリーウィドウワルツ オペレッタから(指揮者独唱)
モルダウの流れ スメタナ「我が祖国」から
花は咲く NHK3.11復興支援歌
(演奏時間 約二十分)
当方好みの歌が含まれない所為か、些か真剣みに欠ける気分であったため、先走ったり、歌詞を思い出せなかったりして、周囲の顰蹙を買ったような気がする。
演後の反省会では、客席で試聴したOGから、厳しいご指摘があった:
「虫のこえ」のような唱歌は完全暗譜とするべきである。明譜の歌も、楽譜にかじりついて
いる様は見せるべきでない。
日頃言われていることであるが、一向に改まらないのは、≪ボランティア活動だから≫との甘えがあるからだろう。
指揮者も腹に据えかねるのだろうか、≪要所要所では指揮を見て欲しい。男声は自由に歌っている≫と、
のたまわれた。
あまり議論を深めると分が悪いので、会長に散会を促して、そそくさと引き揚げた。
身勝手なようだが、冬の選曲は、張り切って歌えるものになることを切に祈る。
蛇足:出番が終わったらそのまま退出してしまったが、他の出演グループの発表も鑑賞するのが礼儀である旨注意喚起したい。