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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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梅雨の晴れ間“日の光”~多田武彦~紺屋のおろく“入日に”

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一昨日(2014/5/6())取り上げた「梅雨の晴れ間」の歌詞中“日光の or 日の光”問題について、参考となる情報が有った。
 
サイト“多田武彦〔タダタケ〕データベース。”において、次のような解説が為されている:
 
混声合唱組曲「柳河風俗詩」(作詩:北原白秋) 作品について   詩との相違
『紺屋のおろく』の終盤において、当初は「赤い夕日にふとつまされて」という歌詩で作曲された。ただ、原典では「赤い入日に」となっており、のちに原典どおりの形に改訂されている。
 
のちに原典どおりの形に改訂”されたという事実に鑑みれば、多田氏は原詩を尊重する立場であると思われる。したがって、“日光の”は、“日の光”を単純に取り違えたものと見てよいだろう。
 
紺屋のおろく
 
にくいあん畜生は紺屋のおろく、
猫を擁えて夕日の浜を
知らぬ顏して、しやなしやなと。

にくいあん畜生と、擁えた猫と、
赤い入日にふとつまされて
瀉に陷つて死ねばよい。ホンニ、ホンニ、……
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