今日も隣接区の≪敬老の集い≫で余興のコンサートを楽しませて貰った。
プロの混声デューオで、男声はバリトン、女声はソプラノだった。
バリトンさんはミュージカル出身とのことで、マイクを通した大音量で聴かせるタイプなので、当方にはうるさい印象が強かった。しかし、裏声の高音域は上手だった。さすがに年期が入っていると思わせる。
ソプラノさんは新国立劇場の養成所第7期生でイタリア留学の本格派で、これまたさすがと思わせる立派な声であった。最高音から急降下した直後の音に違和感があったが、当方の錯覚かも知れない。
お二人とも場慣れしたエンタテイナーで、その点は申し分ないのだが、些か自己顕示、自己陶酔の気味が感じられる場面があり、少し興醒めした。
この種の行事では、≪みなさんご一緒に≫の部が慣例となっているようで、“ふるさと”“赤とんぼ”“ちいさい秋みつけた”“紅葉”を存分に歌った。
顔馴染みの施設職員さんからプログラム最後の曲の後で“アンコール”を叫んでほしいと頼まれた。お安い御用と、“ブラボー”のおまけをつけてご要望に応えた。
アンコールにはお二人で“O sole mio”を歌われた。お奨めに甘えて、これも唱和した。
本日も大満足。お土産(和菓子)もしっかり頂いた。
≪敬老の集い≫も本日で打ち止めとなった。
参考: 豊島区 区民ひろば目白 岡智山川知美寛永堂