我がEメールの着信の殆どは企業の宣伝、販売促進や団体の広報である。件名に興味が湧かなければ開くことも無くゴミ箱行きだ。
新聞社などからのニュース便も例外ではない。速報などというのも随時配信されるから、その数は相当なものだ。面倒なら購読しなければよいとは言うものの、重要なニュースは逃したくないとの気持ちあり、ディレンマである。
今朝の≪From:朝日新聞ヘッドライン≫の件名は≪8・6タイムライン(8月7日)≫となっていた。意味がピンと来なかった。“タイムライン”は“time line”に違いないだろうが、過去にお目に掛った記憶が無い。(8月7日)とあるのも気に掛る。
開いて見ると、見出しが≪朝日新聞デジタル・ヘッドライン 2018年8月7日(火)≫、≪今日のトピックス≫と続く。
“ヘッドライン”は昔から馴染んだ用語だから、“大きな見出し”だと見当が付く。ただし、個々の見出しを指すのか、複数の見出しを連ねたものを指すのかなど厳密なことは知らない。
“トピックス”も古くからのお馴染みで、そのまま理解できる。
結局、“タイムライン”の意味は解らないものの、これら3個のカタカナ語は同義に用いられているように思われた。原義は異なり、微妙に使い分けられているのかも知れないが,上記のように並列されると、原義の違いもぼやけてしまうのではないか。
“タイムライン”を検索すると、文字通り“時間を追って並べたもの”が原義らしいと判る。既知の言葉では、“時系列”に相当する。どのように違うのかは、用例を見なければ分らない。上掲の“ヘッドライン”が時系列的に羅列されているようには思われなかった。