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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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おとといの小満月 ~ ふたつの接近 ~ 大火星

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今年最小の満月の月蝕に地球大接近の火星が花を添える天文ショウが、運が良ければ27日から28日に掛けての夜中に見られるはずだった。あいにく異例のコ-スを辿る台風が邪魔をしてくれた。
 
真夜中午前零時過ぎに、二晩遅れで“ほぼ満月”と火星が“ほぼ近く”に輝くのを見た。大雑把に言えば、二晩で月と火星との角距離は二十度くらい開いた(遠くなった)から、見た目のインパクトは弱い。六日の菖蒲、十日の菊、一昨夜の満月?
 
前回、火星の地球大接近があったのは、2003年、やはり夏だった。何故か、大接近は夏ごろに多いらしい。
 
十五年前にも随分話題になった。偶々、北国に在勤中で、借り家の2階の窓から眺めたことを思い出す。望遠鏡は持ち合わせていなかったので、せめてメガネを通してよく見ようとした。運河は見えなかったと記憶する。
 
その頃、俳句や短歌に凝っていた。単なる字数合わせに過ぎない駄作を遠国に赴任する知人に奉ったことを思い出すと、今でも恥かしい。火星の大接近をどのように遠国赴任と結びつけたのか、肝腎のところは思い出せない。
 

今回の大接近は、ピンポイントでは31日だそうだから、いろいろの思いを込めてよく観察しよう。天気予報は、31日から1日にかけて晴れとなっている。


誤字訂正:最少の満月 → 最小の満月

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