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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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異調並行唱② ~ 童謡「シャボン玉」 ~ 直感的適音域

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昨日の唱歌「みなと」“異調並行唱”には第2幕があった。
 
二つ後の「シャボン玉」で、ピアノ前奏で歌い出した皆さんと当方とが、またしても異調であった。普段なら当方も“皆さん”の中に入るのに、その日2度目の“異調並行唱”となった。
 
ピアノ前奏を聞いてはいるものの、自分の歌い易い音域に嵌ってしまったものと思われる。
 
やはりヴォイス・レコーダの録音をチェックしたところ、ピアノに合わせた皆さんはハ長調、我が道を行った当方はヘ長調であった。
 
皆さんの方が「みなと」と同じく、またもハ長調であったのには、必然性があるのかと一瞬興奮しかけたが、今回は自然発声後の収束ではなく、ピアノにリードされた結果であり、当然である。ピアニストさんが、最も単純に弾き易いハ長調に則っただけのことだろう。
 

因みに、「シャボン玉」(中山晋平)の原調を確認したところ、変ホ長調であった。これだと、最高音がミ♭になり、少し苦しい人もいるだろう。偶然ながら、ハ長調は皆さんが楽に歌える調であった(最高音ド)。


ただし、最低音はソとなるので、当方などは少し苦しい調だ。本能的に、あるいは直感的に、その低音域を嫌ってヘ長調に納まったのかも知れない。

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