本日、気象庁の観測で東京都心の最高気温が 39.0 ℃と発表された。予報では 37 ℃ だった。予報値からのズレが、近来稀な大きさだ。上にズレるのも珍しい。これぞ真の異常気象ではないか。
アメダス(表形式) 2018年07月23日 東京(トウキョウ)
最高気温(℃) 39.0 時刻 13:34
過去の高温記録は次の通りとなっている:
東京(東京都)
要素名/順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
日最高気温の高い方から | 39.5 | 39.1 | 38.7 | 38.4 | 38.3 |
第6位から第9位まで 38.1 ℃が続く。
今回の記録は、“惜しくも”第3位にランクされる。
しかし、2014年の観測地点移動の影響を考慮すると、実は本日の最高気温は史上第1位である可能性が高い。
≪「東京」の観測地点の移転について 2014年11月14日 気象庁観測部≫に掲載されている新旧地点での同時観測記録(折れ線グラフ)を見ると、最高気温が突出する場合の新最高気温は旧最高気温より 1 ℃程度低くなっているからだ。数値データがあればもっとはっきり言える筈だ。