特養ホーム・コンサートの音合わせを行った。今月はメンバー1名欠、伴奏者欠のため、ヴォーカル3名だけでの 演奏になる。既定プログラムに加えて、軍歌調との評のある「われは海の子」二部合唱(唱歌「われは海の子」②~二部合唱~軍歌調 2018/7/12(木))を試唱した。
特段軍歌調との印象は受けなかった。歌い方にもよることは言うまでもないが、やはり、評にもあったように、伴奏に軍歌的特徴があるものと思われる。お浚いの後、Fさんが、“この合唱は前にやったことがある”と言い出した。最初に参加した合唱団で歌ったことを思い出したそうだ。当方は忘れられた作品を再発見したつもりでいたのだが、案外あちこちで歌い継がれているのかな。
四部合唱曲「痩せ人を嗤う歌二首」も歌う予定のところ、唱者3名なので、S,A,T,Bのどれを割愛するか暫し議論した。メロディーの特異性に鑑み、Bを外すことにした。つまり、覚える手間の省力を重視した。
「お盆が来るから」は、いつぞや目論んだように(新盆~お盆が来るから~旧盆 2018/7/8(日))、原調ニ短調のところ、後半をト長調で歌うことに決した。原調版と転調版を歌い比べて、妥当性を認めて貰えるかと思ったが、他のメンバーは特に感心したような様子を見せなかった。出鼻をくじかれたような気分で、補作歌詞3番は引込めた。