先週から始まったブリッヂ入門講座の第2日目。今回から経験者4名でコントラクト・ブリッヂをプレーする1卓が設けられ、30~40年前に地方ルールで遊んでいた当方はそちらに参加した。純粋な初心者は簡易ルールのミニ・ブリッジで練習だ。
経験者と言っても、現役バリバリの人はいない。ルールにも詳しくない。ビッドもプレーも覚束ない。それでも何となくゲームは進行するから不思議なものだ。実戦初回とあって、皆さん慎重だった所為か、抑え目のビッドで、ゲーム達成のコントラクトは無かったが、結果的にはゲームを取れた筈のケースもあった。
ビックリしたのは、一方の側の“2♢ツー・ダイヤ”ビッド(入札ないしは宣言)に対し、相手側(の一人)が“3♢スリー・ダイヤ”とオーバーコールしたことだ。我がブリッヂ常識ではあり得ないビッドだ。理論的にはあり得るとは思うが、普通はこのようなオーバーコールはせず、“ダブル”で挑戦するのではないか。
結局、後続のビッドで“3♢スリー・ダイヤ”オーバーコールは解消されたので、そのコントラクトは不成立で、奇妙なプレーを経験することは出来なかった。
講師のコメントを徴したいハプニングであったが、終了定刻と共に急いで会場を後にしたので、質問は次回、来週にしよう。