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大詩人タゴール ~ ジャナ・ガナ・マナ ~ インド国歌

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遅まきながら今月の素数日一覧を掲げる:
 
西暦 20180509 2018531 2018507 
皇紀 26780527, 2678519, 267857,
和暦 300511 30059 30517 30529
 
本日は6日で偶数日だから素数には縁が無い。
 
7日は西暦7桁「2018507」と皇紀6桁「267857」で素数日となる。その「57日」はブラームスの誕生日だそうだ:
 

ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms183357- 189743日)

 
彼の生没データを素数判定機に掛けると、≪6桁の自然数「189743」は素数です≫と出た。誕生日の方は“3の倍数”で、素数にはならない。
 
誕生日を同じくする大物の中に次のお方が:
 
ラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore,186157-194187)
 

そのデータを素数判定すると、≪186157,18610507≫と6桁、8桁共に素数と出た。

 
タゴールさんはインドの詩人だとは漠然と知っていたが、インド国歌を作詞・作曲した方だそうだ:
 

ジャナ・ガナ・マナベンガル語: জনগণমন; jôno gôno mono,(ヒンディー語: जनगणमन;jana gaa mana; ジョノ・ゴノ・モノ、「人々の意志」の意。)は、インドの国歌 (採用1950年)。ラビンドラナート・タゴールの作詞(ベンガル語)・作曲(19111211日、カルカッタで開かれたインド国民議会で初めて歌われた)による。オリジナルの詩は5番まであるが、国歌としては1番のみ歌われている。「インドの朝」とも呼ばれる≫ 

 
英語訳と日本語訳が公開されている:


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Thou art the ruler of the minds of all people,
Dispenser of India's destiny.
Thy name rouses the hearts of Punjab, Shindhu,
Gujarat and Maratha,
Of the Dravida and Orissa and Bangla;



It echoes in the hills of the Vindhyas and Himalayas,
mingles in the music of Yamuna and Ganges and is
chanted by the waves of the Indian Ocean.


They pray for thy blessings and sing thy praise.
The saving of all people waits in thy hand,
Thou dispenser of India's destiny.
Victory, victory, victory to thee



 

汝はすべての民の心の支配者
インドの運命を定める者

ドラビダ・ウトカラ・ベンガル地方の
パンジャブ国、シンジャブ国、グジャラート国
そしてマハラー国の民の心は、
汝の名によって目覚める

 

汝の名は、ヴィンドゥヤ山脈、
ヒマラヤ山脈の峰々にこだまし
ジャムナ川とガンジス川の調べにまざり合い
インド洋の波の調べに歌われる

 

みな汝の恩恵を求めて祈り、
賛美の歌を口すさむ
人々の救いは汝の手中にあり
インドの運命を定める者
汝に勝利あれ!

 
“汝”とは誰か、或いは、何か。詩の全体を読めば解るのか。この部分だけで解らないのは、当方の頭が貧弱だからか。作詞・作曲され、初めて歌われた1911年といえば、日本は明治時代、インドは大英帝国の植民地だ。
 
この詩は、インドの独立を叫んでいるのではないか。それが実現したのは、36年後、1947年の815日だそうだ。先の大戦での連合国に対する日本の全面降伏宣言の日と同じなのは偶然だろうか。
 
ウェブ音源でインド国歌を聴いてみた。言葉は勿論皆目解らない。メロディーはエキゾティックで、あまりメリハリを感じさせないが、インドの人たちには馴染みやすのだろう。表だった勇敢さ、荘厳さなども無いが、それに代わる国歌としての格調は、やはり歌詞にあるのだろう。
 
ノーベル文学賞を授かるほどの大詩人の詩、全体を読んでみたいものだ。

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