このところ声を出す機会が無く、歌を忘れたカナリアになりそうな不安に駆られて、某施設での週例の通信カラオケ行事に参加した。半年ぶりだろうか。童謡と歌謡曲に偏った選曲が気に入らないのだが、この際ぜいたくは言えない。
歌謡曲で当方の知らないのが二つあった。
先ず「人生いろいろ」。司会者の説明では、島倉千代子が昭和62年に歌い、彼女の最大のヒット曲になったと言うのだが、信じられなかった。
島倉千代子と言えば、「からたち日記」とか「この世の花」とか「東京の人よさようなら」など“いろいろ”思い出すのだが。
帰宅後ネット検索すると、≪1987年(昭和62年)4月21日に島倉千代子が発表したシングルである。自身最大のヒット・代表曲≫(ウィキペディア)とあった。司会者はこれをそのまま読み上げたようだ。
それにしても、皆さん、これらの歌をよく御存知で、流暢に歌っていらっしゃる。当方が世間離れしていると言うべきか。
もう一つは「ズンドコ節」。氷川きよしの持ち歌とのこと。囃子言葉「ズンドコ」の歌詞占有率が高く、全体に何を歌ったものか、全く記憶に残らなかった。これもネット検索したところ、≪元々は「海軍小唄」(かいぐんこうた)と呼ばれていた。戦地に赴く男たちの本音を歌ったものである≫(ウィキペディア)そうだ。