月例特養ホームコンサート、今月のプログラムは、結果的に次のようになった:
みどりのそよ風 |
みかんの花咲く丘 |
雲に寄せる (国民合唱) 「みかんの花咲く丘」の元歌 弘田龍太郎作曲 |
カチューシャ(ロシア民謡) |
北国の春 |
茶摘み |
背くらべ |
鯉のぼり(甍の波の) |
タイースの瞑想曲(ヴァイオリン・ソロ) |
新しい日に(憲法公布記念童謡) NHK制定。川田正子がレコード吹き込み。 |
憲法音頭(憲法制定記念国民歌) サトウ・ハチロー/中山晋平のコンビ。 手拍子を入れた。 |
母の歌 与謝野晶子・下総皖一 |
肩たたき |
ヴァイオリニストさんはソロ演奏の積りが無かったらしく、何も準備をしていなかった。それも想定の内であった当方が持参した楽譜の中から「タイースの瞑想曲」が選ばれた。突然の要請に全く動ずることなく、悠然と弾いてくれたのは期待通りであった。
弾きながら何か呟いたり、微苦笑を洩らしたりするのは、素人の理解を超える謎である。自分の満足のいく演奏になっていないことの告白だろうか。一度訊いてみたい気もするが、逆鱗に触れそうでもあり、やはり遠慮しよう。
付添いさんを含めて三十名ほどのお客さんの中に、今回初登場で反応の良い方がいらっしゃって、賑やかだった。車いす使用ながら、声はしっかりしていて、最後はわざわざ握手を求めて来られた。
特定の曲で確信的な拍手があったのも印象に残る。つまり、お義理でなく、気に入った時の態度表明であり、ちゃんと演奏を品定めしていらっしゃると言う訳だ。