某邸音楽サロン月例会に参加した。今回はヴァイオリンが普段よりも多く、大道芸ヴァイオリン演歌を含めて5名、ファゴット1名、チェロ1名、ピアノ3名、声楽4名、鑑賞専念5名など約二十名の盛況であった。
当方(声楽)の演し物は次の通り:
われらの日本(憲法施行記念)土岐善麿/信時潔 混声二重唱
春やいづこに 島崎藤村/平岡均之 独唱
浜辺の歌 林古渓/成田為三 男声二重唱
花 武島羽衣/滝廉太郎 同
「春やいづこに」は同声三部合唱譜で、メロディーの中間部分が3パート間で受け渡しされるため、それを一人で渡り歌うことになり、初めは曲芸気分だったが、数回練習したら自然に歌えるようになった。
「われらの日本」二重唱は直前に決めたので、ぶっつけ本番だったが、名手に低音部を受け持ってもらったので、安心して歌えた。
サロン主宰者の意向により、今後は年5回にペースダウンすることになった。練習不足のまま演奏する傾向が目立つのを懸念したとのことだ。確かに、安易な気持ちで、未完成でも当然のように参加、演奏されては面白くないだろう。