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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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室内楽コンサート ~ 金管高音大音量 ~ ト長調第13番

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久し振りに≪藝大生による木曜コンサート≫を聴いた:
 

 『 室 内 楽 』平成30年 3月 29()
開演:午後2(午後130分 開場) 入場料:500(当日券のみ)
チケットは当日の午後130分より会場にて販売します。
会場:台東区生涯学習センター2階、ミレニアムホール

1 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 ト長調 作品106
2 デザンクロ:サクソフォーン四重奏曲
(3,4 ピアノ三重奏曲 :聴かずに退場
 
「1 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲」は4楽章構成、四十分余りの大曲だった。曲の切れ目部分を除き、殆ど居眠りをしていたような気がする。演奏はきびきびしており、退屈と言う訳ではなかったが、春を通り越した初夏の陽気に当てられた気だるさの所為だろうか。
 
「2 デザンクロ:サクソフォーン四重奏曲」も、3楽章構成、二十分程度と結構なヴォリュームだった。ソプラノ、アルト、テナー、バリトンという4音域のサクソフォーンだけによる合奏を聴いたのは初めてかも知れない。
 
音量の迫力に圧倒される。特に高音部の金属音からは逃げ出したい気分だった。どうも相性が良くないようだ。高低音のバランスに対する好みの問題だろうか。私以外の皆さんはご満足、と言うか、平気だったのだろうか。奏者自身の聴覚に悪影響は無いのだろうかと他人事ながら心配だ。
 
演奏について音楽的な批評をする能力に欠ける当方が頻りに気にしたのは、配付されたプログラムでの曲名表記だった。
 
例えば、「1」は「ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲ト長調 第13番 作品106」と書かれており、違和感を禁じ得なかった。ネット検索すると、《弦楽四重奏曲13ト長調Op. 106》のような表記が普通である。
 
隣席の紳士も「珍しいですね」と御同感の様子であった。音楽に詳しい方のようで、「調が曲名に入ることもありますね」とも教えて下さった。つまり、今回のプログラムの曲名表記が正統とされる場合もあるということらしい。
 
ちなみに、後半のピアノ三重奏曲の曲名表記も「調名・番号」の順で統一されていた。

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