前回の投稿（世界気象デー～少雨予測の検証～菜種梅雨）で≪今月は異常に多雨である≫と記した。気象庁の観測記録をチェックしたところ、史上第２位、それも第１位（1952年）との差は僅か1.2mmでしかないことが判った。殆ど同点1位だ。
今日は快晴だ。今月は未だ１週間を余しているが、予報によれば降雨の確率は低く、これ以上の上積みは無いだろうと予想される。改めて、三月降水量が200mmを超える年の記録を拾ってみると、次の通りである：
年1月2月3月61.787.6206.920.342.7207.098.979.9221.250.036.0205.048.520.0220.0 ]
観測開始以来約140年間に5回記録されている。年初3か月の各月降水量の傾向を見ると、今年は1927年に似ているようだ。同年の年間記録は次の通り：
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年の値 |
20.3 | 42.7 | 207.0 | 112.3 | 194.8 | 120.8 | 116.7 | 107.3 | 345.0 | 80.1 | 71.5 | 26.4 | 1444.9 |