毎年恒例の≪アカデミー向丘まつり≫に出演した:
第32回アカデミー向丘まつり 日時3/4㈰10:00~16:30
発表内容 子ども映画会、ピアノ演奏、合唱、ジャズダンス、フラダンス、三味線演奏、詩吟
展示等 書道・こどもアトリエ ※わたあめを無料配付(11:00~15:00)。
当会のプログラムは次の通り:
啄木特集 渋民尋常小学校校友歌 石川啄木/楠正一「緑もぞ濃き」
短 歌 (一握の砂) やはらかに 石川啄木/高田三郎
渋民はるかに 新條カオル/貴村忠善
初 恋 石川啄木/越谷達之助
別 れ 石川啄木/滝廉太郎
ミニ・レクチャー ≪石川啄木の謎≫
ヴァイオリン独奏(森光子) A SONG FOR JAPAN Steven Verhelst
みんなで歌おう どこかで春が 百田宗治/草川信
朧月夜 高野辰之/岡野貞一
湯島の白梅 佐伯孝夫/清水保雄
春の歌 野口雨情/草川信
会場が新しい施設に変わってからは来客数が激減し、意気が上がらなくなっていたので、今回も観客は一桁と予想していたが、何と三、四十名にも上り、びっくりだった。プログラムを10枚程度しか用意しなかったのが悔やまれる。時間枠40分のところ、約38分でほぼ予定通りに収めた。
ミニ・レクチャーは初めての試みで、客寄せのキャッチコピーの積りだった。少しは効果があったのかも知れない。内容が歌ないし音楽には無関係なので、手短に済ませた。そのため、覚悟の上とは言え、論理的に不十分で、皆さんを煙に巻いたような後味だった。
ヴァイオリン独奏A SONG FOR JAPAN は無難に弾いて貰ったが、テンポは速過ぎだった。事前に注意したのだが、奏者のご機嫌うるわしくなく、無視されてしまった。東日本大震災復興応援曲という雰囲気は感じられなかった。
全体として、皆さんが楽しんだのは、やはり≪みんなで歌おう≫のコーナーだったようだ。その意味でも、歌詞を掲載したプログラムの枚数をケチったのが悔やまれる。
この行事に参加するのは今回限りにしようと思っていたのだが、急に気が変りそうだ。
会のメンバーの半分はこの行事に乗り気ではなく、不参加だったので、昨年と同じ2名で歌ったのだが、今後も来場者数が期待できるのであれば、彼らも考えを変えるかもしれない。