素数遊びの中で「半素数」にも触れたことはあるが、主たる話題とした事は無かった。そもそも、「半」などと修飾されると、値打も半分のような印象を与える。しかし、素数が現在の暗号システムにおいて主役の座にあるとすれば、半素数も対等の地位にあるのだから、これからは両方平等に扱ってもよいように思われる。
という言い訳の下、今月の日付けの半素数を拾ってみた(半素数とは、二つの素数の積で表わされる自然数。定義により、「2」も素数なので、偶数でも半素数になり得る)。
計算結果は次の通り:
20180203=61×330823、
20180211=3×6726737、
20180217=3×6726739、
20180219=617×32707、
20180222=2×10090111
つまり、今月は、西暦8桁表示で、「半素数日」が5回ある。素数日は2回だから、その倍以上の頻度である。半素数日の方が多いだろうことは直観的に理解できるし、その個数概数の公式からも明らかである。