昨日は某邸の音楽サロンが2か月ぶりに開催され、いつものように賑やかに、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、声帯模写兼ヴァイオリン演歌及びファゴットの演奏をお互いに聴き合った。チェロは今回不在。最後に、全員でヴォイストレーニングの後、二部合唱を試唱した(曲名を覚えていないのだが、“黄金のなんとか”だったような、違うかな)。
今回、当方は新機軸を打ち出し、ほぼ同年齢の友人との男声二重唱を披露した。選曲は彼に任せて、「早春賦」(因みに、本日は立春)と「荒城の月」とした。後者には、ほぼ飛び入りの形で、ソプラノのオブリガートが加わった。
碌に練習していなかったので、出来が良かったとはお世辞にも言えないのだが、物珍しさあるいは新鮮味が受けたのか、当日のベスト演奏に選ばれ、3人がそれぞれご褒美を頂いた。さらに、アンコールの呼び声高く、「荒城の月」を改めて歌った。
さすがに、二回目となると準備が整っていて、一回目よりかなり良い出来となり、自画自賛も不遜ではないように思われた。
その他に、当方はソロで、土岐善麿/橋本國彦「啄木」を歌った。これも結構いい線を行ったようだ。ロシアものは余り受けないようでもあるので、今回パスした。今後は西欧ものに宗旨替えしようかとも思う。