過去2,3回鑑賞の機会のあった≪ニューイヤーコンサート≫が今年も開催されると知り、聴いて来た:
ニューイヤーコンサート2018 東邦音楽大学岩見門下演奏会
文京シビックホール・小ホール 18:30~21:15
結構な長丁場であるが、入れ替わり立ち代り、個性あふれる歌い手さんが登場するので、飽きない。歌唱力のレベルは高低あるが、皆さん一応それなりの訓練を積んでいらっしゃる。
数えると二十余名の出場者のうち、我が独断によるとプロ級の方が2名いらっしゃった:
嘉副華世 ソプラノ
武笠桃子 メゾソプラノ(もしかしてソプラノ)
このお二人の二重唱もあった。
プログラムによれば、今日のフィナーレは、かの今野恵里香さん(研究授業準備~補助講師~今野絵理香ソプラノ 2017/9/11(月))の≪ヴェルディ:「椿姫」より ヴィオレッタのアリア “そは、かの人か~花から花へと”≫であった。
プロ級お二人のソロの後、いよいよ真打登場と期待している耳に、場内アナウンスが聞こえた:
≪以上もちまして本日の公演は終了しました≫
余りの素っ気無さに、当方の勘違いがあったのかと思ったくらいだ。プログラムを見直すと確かに今野恵里香がエントリーしており、今後のオペラ出演予定までしっかりと記されている。今日出演できない事情が出来たのだとは解るが、来場者にその説明をしないのは業界の常識なのだろうか。入場無料なのだから、そこまで面倒見きれないということかもしれない。(開演に少し遅れて入場したので、最初にプログラム変更の案内があった可能性もある。)
去り際にスタッフに尋ねたところ、今野さんはインフルエンザで出られなくなったのだそうだ。オペラ公演に引っ掛からなくて幸いだったなあ。
今日印象に残った一件: