元旦は希望充実した気持ちで迎えたいと毎年思う。齢を取っても、夢を追いかけていなければ生きている甲斐が無いとも思う。年甲斐も無く、往生際が悪いと軽蔑されそうで、些か落ち着かない気分だ。
そこで自然に浮かんできたのが≪希望と言う名の~≫という歌であった。これも断片的にしか歌詞を思い出さない。ネット検索で、岸洋子の、その名も「希望」という歌であると知った:
1970年、日本レコード大賞歌唱賞は、岸洋子の『希望』であった。岸洋子の代表作とも言うべきこの歌は、実は彼女のために作られたものではなく、倍賞千恵子のために作られたミュージカルの曲だった。しかもこの歌は、岸洋子のみならず、シャデラックス、フォーセインツという男性コーラスグループとの競作であった。『希望』は、1968年岸がタクシーの中でラジオから流れてくるこの歌にひきつけられ、曲の題名と資料を集めて、歌わせてもらうようお願いし、歌ったものだったのだ。≪希望学≫HPから
この通りであるとすれば、本2018年は、岸洋子の「希望」が胚胎してちょうど50年である(岸の没後25年でもある)。淡々と歌う岸の声が耳に蘇る。タイトルに見合わない、やや暗い曲調と歌詞であるが、曲折人生の終局を迎える後期高齢者が味わうには相応しい、落ち着いた「希望」かもしれない:
「希望という名の あなたをたずねて 遠い国へと また汽車にのる
あなたは昔の あたしの思い出 ふるさとの夢 はじめての恋
けれどあたしが大人になった日に 黙ってどこかへ 立ち去ったあなた
いつかあなたに また逢うまでは あたしの旅は 終わりのない旅」
「希望という名の あなたをたずねて 今日もあてなく また汽車にのる
あれからあたしは ただ一人きり 明日はどんな町につくやら
あなたのうわさも 時折り聞くけど 見知らぬ誰かに すれちがうだけ
いつもあなたの 名を呼びながら あたしの旅は 返事のない旅」
「希望という名の あなたをたずねて 寒い夜更けに また汽車にのる
悲しみだけが あたしの道連れ となりの席に あなたがいれば
涙ぐむとき そのとき聞こえる 希望という名の あなたのあの唄
そうよあなたに また逢うために あたしの旅は いままた始まる」
(『希望』作詞:藤田俊雄 作曲:いずみたく)
今月の素数日調べ:
西暦8桁表示では「20180123」のみ。月を01でなく1だけで示す7桁表示では、「2018111」「2018113」「2018117」の3回。赤字で強調したのは、これらが所謂「三つ子素数」であるから。
和暦6桁表示では、「300109」「300119」の2回。同5桁では、「30113」「30119」の2回。同4桁では、「3019」「3011」の2回。
紀元暦8桁表示では、26780107 26780111 26780113 26780129 の4回。西暦と同様に三つ子素数の組がある。同7桁では、2678111 2678119 2678131 2678101 の4回。同6桁では、267811 の1回。