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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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重力波夢想 ~ 観測データ全貌 ~ 空間伸縮論

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重力波について気になることを書き留めておこう。
 
諸解説によれば、重力波は、空間を伸縮させる。その現象は、物体(厳密には自由落下する物体)間の距離の変化として現れる(はずである)。したがって、一般相対性理論から導かれる重力波の波形を観測できれば、その検知に成功したと考える。
 
その波形は、相当遠距離の複数の観測箇所で、然るべき時間差で観測されなければならない。ノーベル賞対象となったLIGOプロジェクトでは、西海岸ワシントン州と南部ルイジアナ州の2箇所で観測している。後にヨーロッパのプロジェクトも稼働し、協働している。
 
これまでに4回重力波の検知に成功しているとのことだ。
 
そこで気になるのは、成功したと言う4回の事例の外には、紛らわしい観測例は無いのかということだ。例えば、ある1箇所だけで想定波形が観測されたというような事例は無いのか。これは、想定波形に類似する雑音が拾われていないかという懸念である。
 
信頼性の高い複数の観測所で、常に揃って波形が観測されているのであれば、その懸念は解消される。そんな、素人の考えつくような技術的初歩についてまで、いちいち発表しないのだろうが、因果な性分で、気になってしようがない。
 
また、想定外の波形が複数個所でほぼ同時に観測されることは無いのだろうか。あるいは、箇所によって波形が異なることは無いのだろうか。
 
もっと根本的な疑問は、空間及びその中の距離の概念である。物体の伸縮は直観的にイメージできるが、空間の伸縮とはどんなものか、不可解である。空間の伸縮は如何にして検出できるのか。前述のように、物体(厳密には自由落下する物体)間の距離の変化として捉えることが何故可能なのか。物体は原位置に留まり、空間だけが伸縮することは無いのか。もし、物体も空間の伸縮と共に移動するのであれば、物体自体も伸縮するのではないか。
 
などなど考え出すと、貧脳は混乱の極みに達し、思考停止となる。
 
http://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp/plan/aboutu-gw などを、理解できないながらも参考にした)

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