地域集会施設のPR兼合同発表会のような催しの合唱に参加した。せいぜい10分ほどの出演時間で、
1 あの素晴らしい愛をもういちど
2 埴生の宿
3 歓びの歌
を部分二部合唱した。指揮者のほか、女12、男2、計15名の陣容で、高音部9、低音部5の、偏った編成であった。各人の声域による編成ではなく、低音部を歌えるかどうかによる振り分けである。したがって、高音の出ない高音部員も混ざっており、微妙なハーモニーを醸し出す。
お客さんはあまり多くないが、順番待ちの出演団体が客席に控えるので、初めのうちは結構賑っているように見える。出演した団体はさっさと引き上げるので、後の方の団体は少し寂しくなった会場で演戯・演奏するというのが、この種の催しの通弊だ。
ステージを終えた後も所定の時間は会場で他団体の発表を鑑賞するのが礼儀、マナーというものだろうが、お構いなしの雰囲気だ。それはともかく、区の公式行事ということで、会場設営、スタッフ配置など行き届いていて、みなさん一応ご満足してお帰りになった様子だ。
ステージに“上がる”ことのめっきり少なくなった当方にとって、今回は2月以来、今年2回目にして打ち止めだ。