天皇の代替わりに伴う祝日法の改定が結構な話題になっている:
退位後の12月23日 扱い両論 12/22(金) 10:21 掲載
退位後12月23日は平日?祝日のまま? 官邸内に両論
天皇陛下が退位して上皇となり、皇太子さまが新天皇に即位する2019年の皇位継承で、祝日のあり方をどうするかが政府の課題となっている。天皇誕生日の12月23日を平日に戻すのか。新天皇の即位日を恒久的な祝日にして10連休にするのか。国民生活への影響が大きく、関心も高い。(朝日新聞デジタル)
明日、2017年12月23日は祝日である。明年の同日も祝日のままであるが、その翌年以降の扱いがまとまらないらしい。一般国民とすれば、従来の例に倣い、名称を変えて祝日を継続して貰いたいところだろう。しかし、いつまでもその慣例を守る訳にもいかないことは明らかだ。祝日がどんどん増えて行くから。
この問題は、利害の絡む業界のせめぎ合いに任せて、当方は「1223」を数字遊びの材料としよう。
今年の「20171223」は素数ではないが、直前では14年前の「20031223」、その前は5年遡って「19981223」、更に3年前の「19951223」、4年前の「19911223」、、、と続く。月日だけの4桁「1223」は(いつでも)素数である。
明年の「20181223」は素数になる。その次は7年後の「20251223」が素数になる。その後は12年後の「20371223」、更に3年後の「20401223」、また3年後の「20431223」、、、と続く。例によって規則性の見えないのが、宇宙の果を眺めるような気分にさせる。
暦を1年単位でずらして見ているが、数字としては8桁で千万オーダーの自然数の5桁目、万単位を動かしているから、間隔としては随分大きい。あまり意味の無さそうな遊びだな。
ついでに、昭和天皇の誕生日≪1901年4月29日≫を7桁の「1901429」と表すと素数である。
先に、≪朝日新聞一面トップニュースに目を奪われた≫として紹介した「ABC予想」について、わざわざ紙面批評を寄稿した人がいる:
(池上彰の新聞ななめ読み)1面トップに「ABC予想」 掲載の判断もまた難問
2017年12月22日05時00分 〈数学の超難問ABC予想「証明」〉と報じた朝日の12月16日付朝刊。18日付「天声人語」も取り上げた
やはり、一面トップに掲げた朝日新聞は、他紙に較べて、少なくとも意表を突いたことでポイントを稼いだとは言えるのではないか。
追記:次の天皇の誕生日は≪1960年(昭和35年)2月23日≫と判った。素数判定機に掛けると、≪8桁の自然数「19600223」は素数です≫と答えがあった。しかも、「223」が現天皇の「1223」の下3桁で、同じく素数だから、近密度が高い。「23日」は祝日の特異日か。