ヤマハ の≪おんがく日めくり≫によると、今日11月15日の出来事に≪メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」演(1832)≫がある。「演」は「初演」の意味だろう。原語による正式名称は≪Die Sinfonie Nr. 5in D-Dur/d-Moll op. 107,
„Reformations-Sinfonie“ (MWV N 15) von Felix Mendelssohn Bartholdy≫となるらしい。キリスト教の世界では、改革Reformationと言えば宗教改革のことなのだ。
「宗教改革」と言えば、今年は五百周年に当たるからと、当欄でもルター作の讃美歌を何回か取り上げた縁もあり、この標題交響曲は見過ごしにできない。
≪曲のモチーフにルター作曲のコラール『神はわがやぐら』、そしてドイツの賛美歌『ドレスデン・アーメン(英語版)』が用いられているのが特長である。アウクスブルクの信仰告白の300周年を記念して作曲された。しかし生前には1回演奏されたのみで、1868年に初めて出版された≫とウィキペディアに記されている。
ところで、メンデルスゾーンの生没データは≪1809年2月3日 - 1847年11月4日≫となっており、今年今月は奇しくも没後170年の節目なのだ。ちなんで、何か歌っておきたいところだ。直ぐに思い出すのは、「緑の森よ」と「歌の翼に」で、バカの二つ覚えと言ったところ、どちらも合唱経験がある。